「断捨離の効果を動画で知りたい」なら、YouTubeで片付けの動作を見て、noteで判断理由を読み、自宅で一か所試す方法が分かりやすいです。
2026年には「100kg手放す」「数か月悩んだ物を手放す」といった動画に加え、noteでも断捨離の成功や失敗、迷いまで記録した体験談が数多く公開されています。大切なのは、捨てた量を真似するのではなく、自分の暮らしが使いやすくなる判断基準を見つけることです。
この記事でいう「断捨離の効果」とは、単純に物が減ることだけではありません。
掃除しやすくなる、探し物が減る、持ち物を管理しやすくなるなど、自分の暮らしの中で確認できる変化として考えていきます。
断捨離を動画で学ぶメリットは?YouTubeでは「動作」が見える
YouTubeで断捨離を見る一番のメリットは、文章だけでは分かりにくい「物を出す→迷う→選ぶ→手放す→残した物を戻す」という動きを目で確認できることです。
2026年8月1日、YouTubeチャンネル「投げやり主婦まるこめおみやの日常」は「【断捨離】捨てられない物だらけの部屋から100kg手放しました【捨て活/主婦/ズボラ】」を公開しました。動画時間は44分49秒です。YouTube+1
タイトルの「100kg」はとても目を引く数字ですよね。
ただし、動画説明欄には、片付け後も「まだおもちゃはある」という趣旨の記載があります。つまり、100kg手放したからといって、家の物を何もかもなくしたわけではありません。Yutura
私はここが大切だと感じました。
断捨離動画を見ると、「これだけ捨てれば正解なのだ」と量に目が向きがちですが、実際には残す物があって当然です。
住まいの広さ、家族構成、子どもの年齢、仕事、趣味によって必要な物は違います。
ですから、100kgという数字を目標にするより、「たくさんある物の中から何を残すか考える」という過程を見るほうが、自分の暮らしには応用しやすいでしょう。
もう一つ注目したいのが、「トモ / お金と暮らしを整えたい2児の母」が2026年8月4日に公開した「【断捨離】数ヶ月悩んだ〇〇をついに手放す|家中の捨て活|ミニマリスト|2児の母【音声あり】」です。ビットスター
ここで重要なのは、タイトルに「数ヶ月悩んだ」と明記されていることです。
断捨離というと、手に取った瞬間に「いる・いらない」を決めなければいけないように感じるかもしれません。
けれど、実際には何か月も迷った末に手放すケースもあります。
これは、思い出の品や高価だった物を前にして手が止まってしまう人には、少し安心できる材料ではないでしょうか。
「迷う=断捨離が下手」ではありません。
むしろ、迷う物ほど自分がなぜ持っているのかを考える機会になると私は思います。
さらに、「はるな / いまさらチャンネル」では2026年5月10日、「【断捨離】片付けられない女が本気で捨てて暮らしをリセットする休日Vlog」が公開されています。YouTube+1
こちらはチャンネルの日常Vlogという形の中で断捨離を扱った動画です。
こうした動画の良さは、完成した収納だけを見るのではなく、休日の時間を使って実際に片付けを進める雰囲気まで感じられるところでしょう。
写真一枚のビフォーアフターでは、散らかった部屋と片付いた部屋しか見えません。
動画なら、その間にある「手を動かす時間」が見えます。
ただし、ここで一つ注意しておきたいことがあります。
動画は編集されています。
数時間かかった片付けでも、数十分の映像になれば、視聴者には次々と判断しているように見えることがあります。
実際の暮らしでは、
「高かったから迷う」
「いつか使うかもしれない」
「思い出がある」
「家族に確認したい」
と考える時間がありますよね。
断捨離動画は「同じ速さで片付けるためのお手本」ではなく、「片付けの流れを見る資料」として使う。
私はそのくらいの距離感がちょうどよいと思っています。
YouTubeの断捨離動画は何を見る?3タイプを比べると分かりやすい
断捨離動画を見るときは、「何個捨てたか」だけではなく、どのタイプの片付けなのかを意識すると参考にしやすくなります。
今回確認した例を整理すると、大きく3つのタイプが見えてきます。
タイプ 具体例 参考にしたい点 真似しなくてよい点
大量処分型 100kg手放す動画 物量を把握し、まとまった範囲を整理する流れ 同じ量を捨てること
長期検討型 数か月悩んだ物を手放す動画 迷う物は時間を置いて判断してもよい 投稿者と同じ物を捨てること
休日実践型 休日Vlogで断捨離 日常の中に片付け時間を組み込む 一日で家中を終わらせること
この3つを比べると、同じ「断捨離動画」でも役立ち方が違うことが分かります。
大量処分型は、「物が多すぎて何から始めたらいいのか分からない」という人には、全体を見直すきっかけになるかもしれません。
一方、思い出の品や高価な物で迷いやすい人には、長期検討型の考え方のほうが合うでしょう。
忙しい人なら、休日実践型から「まとまった時間が取れる日に一か所だけ片付ける」という部分だけ取り入れる方法もあります。
ここで重要なのは、動画を丸ごと真似する必要はないということです。
動画の中から、自分に使えそうな一部分だけを持ち帰れば十分ですよね。
私が断捨離動画を見るなら、次のような点を確認します。
- どこから片付け始めているか
- 一度にどの程度の範囲を扱っているか
- 迷った物をすぐ捨てているか、保留しているか
- 「使っているか」「必要か」など判断基準が分かるか
- 残した物の置き場所まで整えているか
- 家族の所有物を本人に確認しているか
- 片付け後に暮らしやすさまで変わったか
特に大切なのは、残した物を見ることです。
断捨離の動画では、どうしてもゴミ袋や手放した物の量が目立ちます。
けれど、その人の暮らしを知るには「なぜこれは残したのか」のほうが参考になることがあります。
「物を減らす」ではなく、「必要な物を選び直す」。
そう考えると、動画を見る視点が少し変わってくるのではないでしょうか。
noteの断捨離体験談では何が分かる?「判断理由」が見える
YouTubeが片付けの動きを見るのに向いている一方、noteのような文章には別の強みがあります。
それは、本人がなぜ捨てられなかったのか、何がきっかけで決断したのかを言葉で追いやすいことです。
2026年3月20日、noteに「片付けが出来なかった自分が断捨離をし始めた話」という投稿が公開されています。
投稿者のもちさんは30代女性の一人暮らしで、思い出の品やもらい物、趣味で集めた物などを「もったいない」と感じて手放せず、部屋に物が多い状態だったと書いています。note(ノート)
興味深いのは、YouTubeの汚部屋掃除動画を見ても、「自分もやろう」とはならず、むしろ「自分よりすごい人がいるから大丈夫」と感じていたという部分です。note(ノート)
ここには、動画を見るだけでは片付けにつながらない場合があることが、本人の体験として表れています。
その後、もちさんは自分を変えたいと思ったことをきっかけに断捨離を始め、投稿時点ですでに45リットルのゴミ袋35個分を手放したと記録しています。note(ノート)
私はこの体験談から、断捨離情報を見るときに大事なのは「何を見たか」だけではなく、自分が行動する理由を持てたかどうかなのだと感じました。
同じ動画を見ても、すぐ動く人もいれば、眺めて終わる人もいます。
情報量を増やすことと、片付けが進むことは、必ずしも同じではないのですね。
もう一つ参考になるのが、2026年6月22日にnoteで公開された「私は断捨離に失敗した。だから人生が変わり始めた」です。
投稿者は、一度かなりの量を捨てて部屋がすっきりしたものの、その後また散らかってしまった経験を振り返っています。note(ノート)
これは、とても重要な視点です。
断捨離動画では、きれいになった直後がゴールとして映りやすいですよね。
しかし暮らしはその翌日も、その翌月も続きます。
大量に物を捨てても、物の戻し場所や買い方、管理方法が変わらなければ、再び散らかることもあります。
だから私は、断捨離の効果を見るなら「何袋捨てたか」より、数週間後も暮らしやすい状態を保てるかを見るほうが大切だと思います。
さらに、2026年6月30日に公開されたnote「断捨離で気づいた自分の変化」では、目に見える範囲の物量が以前の10分の1以下になったことや、本・漫画が大きめの段ボール4箱分、服が段ボール2箱分になったことが記録されています。note(ノート)
このような文章では、「部屋がきれいになった」という一言ではなく、何がどのくらいあったのかまで具体的に読み取れます。
一方で、数字が大きければ大きいほど優れているわけではありません。
ここでも見るべきなのは、「自分ならどこを見直せそうか」です。
本をたくさん持っている人なら本棚。
服が多い人ならクローゼット。
紙類が多い人なら引き出し。
他人の結果を、自分の片付け場所を見つけるヒントに変える。
これがnoteを読むときの上手な使い方ではないでしょうか。
YouTubeとnoteはどう使い分ける?見る・読む・試すの3段階
私がおすすめしたいのは、YouTube=動作を見る、note=判断理由を読む、自宅=自分に合うか確かめるという3段階です。
まずYouTubeを一本見ます。
ここでは、収納グッズの紹介だけでなく、「物を出すところから片付け後まで」がある程度分かる動画を選ぶと参考にしやすいでしょう。
次にnoteを一本読みます。
読むときは、手放した物の数より、
「なぜ今まで捨てられなかったのか」
「何がきっかけになったのか」
「片付けた後も維持できたのか」
を見るのがおすすめです。
そして、ここで情報収集を止めます。
YouTubeでは関連動画が次々に表示されますし、noteでも「断捨離」「片付け」「ミニマリスト」と検索すればたくさんの記事が出てきます。
見続けていると、「今日は断捨離についてかなり勉強した」と満足してしまうことがありますよね。
でも、部屋の状態はまだ変わっていません。
そこで自宅の一か所だけ試します。
たとえば、
- 財布の中
- バッグの中
- ペン立て
- 化粧ポーチ
- 洗面所の引き出し
- キッチンの引き出し一段
くらいの小さな場所です。
私が最初から押し入れやクローゼット全部を勧めないのは、短時間で終わるからだけではありません。
自分の判断基準が暮らしに合っているか確認しやすいからです。
たとえばペン立てなら、一本ずつ試し書きをして、
「現在使っている」
「インクが出ない」
「書きにくい」
「同じ色が何本もある」
と確認できます。
片付けた後も、
「取り出しやすくなった」
「探さなくなった」
「必要な物まで減らして困った」
と変化をすぐ確かめられます。
ここまでやって初めて、「自分にとっての断捨離の効果」が見えてきます。
これは私が断捨離動画や体験談を見るうえで、特に大切だと考えているポイントです。
情報は答えではなく、試すための材料。
誰かの正解を持ち帰るのではなく、自分の家で小さく検証してみると、情報に振り回されにくくなります。
断捨離動画で注意したいことは?「捨てすぎ」より確認を優先する
断捨離動画を見ていると、片付けたい気持ちが急に高まることがあります。
その勢いを利用して、財布や引き出しを片付けるのはよいでしょう。
一方で、勢いだけでは判断しないほうがよい物もあります。
たとえば、
- 契約・税金・保険などに関係する重要書類
- 仕事で必要な資料
- 家族の所有物
- 思い出の品
- 季節用品
- 高額な物
- 用途が分からない付属品や部品
- 現在使っている生活必需品
などです。
「最近使っていない」という理由だけでは判断できない物もあります。
冬だけ使う暖房用品や冠婚葬祭用品などは、数か月使っていなくても次の季節に必要になるかもしれません。
家族の物も同じです。
自分には不要に見える物でも、本人にとっては大切な場合があります。
動画を見て片付けスイッチが入ったときほど、「これは誰の物か」を一度確認するだけでも、後悔を防ぎやすくなります。
医薬品についても、「物を減らしたいから」という理由だけで一律に処分するのは避けたいところです。
期限や保管状態、処分方法などは、表示や添付文書、必要に応じて薬剤師など専門家の案内を確認してください。
また、断捨離には「人生が変わる」「運気が上がる」といった強い表現が使われることもあります。
そうした言葉を楽しみにすること自体はよいと思いますが、私は自分で確かめられる生活上の変化と分けて考えるほうが安心だと思っています。
たとえば、
「床の物が減って掃除しやすくなった」
「引き出しが引っ掛からなくなった」
「探し物が減った」
「持っていることを忘れて同じ物を買うことが減った」
といった変化です。
これなら、自分で確かめられます。
「人生が変わったか」と考えるより、「昨日より使いやすいか」を確かめる。
そのくらいの尺度のほうが、断捨離を無理なく続けやすいのではないでしょうか。
私が考える断捨離動画の本当の効果は「自分の基準が見えること」
ここからは筆者としての考察です。
今回、YouTubeとnoteの事例を比べてみて、改めて感じたことがあります。
断捨離の情報には、大きく分けて二つの時間があります。
一つは、物を動かす時間。
もう一つは、決める時間です。
YouTubeでは、物を出したり、袋に入れたり、棚を整えたりする「動かす時間」が非常に分かりやすく見えます。
一方、noteでは、
「なぜ捨てられなかったのか」
「どうして片付けようと思ったのか」
「なぜ一度失敗したのか」
といった「決めるまでの時間」を追いやすいです。
ここに、動画と文章を組み合わせる価値があると私は思います。
特に印象的なのは、YouTube動画を見ても片付ける気持ちにならなかったというnoteの体験と、大量に捨てても再び散らかったという別のnoteの体験です。note(ノート)+1
どちらも、「断捨離情報を見れば自動的に部屋が片付くわけではない」ことを教えてくれます。
動画はきっかけをくれます。
文章は考える材料をくれます。
けれど、自分の暮らしが本当に変わるのは、自分の家で手を動かしたときです。
だから私は、断捨離動画を何本見たかより、一本見たあとに引き出しを一段開けられたかを大切にしたいと思っています。
そして、もう一つ大事なのが、「何を捨てたか」だけでなく「なぜ残したか」に目を向けることです。
高かった服を残した。
思い出の品を残した。
毎日は使わない食器を残した。
それでもよいのです。
なぜ残したのかを自分で説明できるなら、それは何となく置いている状態とは違います。
断捨離は、減らす競争ではなく、自分に必要な物を選び直す作業。
私はそう考えています。
誰かが100kg手放した動画も、45リットル袋35個分を手放したnoteも、その数字を競うための材料ではありません。
「自分は何なら手放せるだろう」
「逆に何は残したいだろう」
と考えるきっかけにする。
そうすると、断捨離情報は他人のビフォーアフターを見る娯楽から、自分の暮らしを整える道具に変わっていきます。
まとめ|断捨離の効果は動画を見た後の「一か所」で確かめる
断捨離の効果を動画で学ぶなら、YouTubeで動作を見る→noteで判断理由を読む→自宅で一か所試すという順番が分かりやすいです。
2026年8月1日には「投げやり主婦まるこめおみやの日常」が100kgを手放す動画を公開し、8月4日には「トモ / お金と暮らしを整えたい2児の母」が数か月悩んだ物を手放す動画を公開しました。YouTube+1
一方noteでは、動画を見ても片付ける気持ちにならなかった人が、自分自身のきっかけを得て断捨離を始めた例や、大量に捨てても再び散らかってしまった例も確認できます。note(ノート)+1
こうした違いを見ると、断捨離に「同じスピード」「同じ捨てる量」「同じ正解」がないことがよく分かります。
動画を一本見たら、次の動画へ進む前に、引き出しを一段だけ開けてみる。
そして、捨てた数ではなく、
「前より取り出しやすいか」
「探しやすいか」
「管理しやすいか」
を確かめる。
私は、この小さな確認こそが、断捨離動画を暮らしに役立てる現実的な方法だと考えています。
よくある質問
断捨離の効果をYouTubeで見るなら、どんな動画がおすすめですか?
ビフォーアフターだけでなく、物を出す、選ぶ、迷う、残す、戻すまでの流れが分かる動画が参考になります。
「100kg」などの数字だけでなく、投稿者が何を残しているかにも注目してみてください。
noteの断捨離体験談は何を見ればいいですか?
捨てた物の数より、なぜ捨てられなかったのか、何をきっかけに判断したのか、片付け後も維持できたかを見るのがおすすめです。
成功例だけでなく、うまくいかなかった体験も、自分の片付け方を考える材料になります。
断捨離動画を見た後は何から始めればいいですか?
財布、バッグ、ペン立て、引き出し一段など、小さな場所から始めると確認しやすいです。
片付け後に「前より使いやすくなったか」を確かめると、自分に合う断捨離の基準が少しずつ見えてきます。
結城さとみ(暮らしのアイデアライター)

