断捨離は子育てに効果がある?家庭がラクになる理由

断捨離
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断捨離が子育てに役立つポイントは、子どもを変えることではなく、親が抱えすぎた物や心配事を見直し、自分の暮らしへ意識を戻すことにあります。

2026年7月26日に東京・町田、翌27日に三軒茶屋で、やましたひでこ公認断捨離®トレーナーの中村レイコさんによる「断捨離®×子育て」の講演会・茶話会が企画されました。町田会場は事前に満席となり、子育てと断捨離を結びつけたテーマへの関心の高さがうかがえます。アメーバブログ(アメブロ)+1

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中村レイコさんの「断捨離×子育て」とは?2026年7月に何があった?

2026年7月26日と27日に東京都内で企画された「断捨離®×子育て」は、3人の息子を育てた中村レイコさんが、自身の子育て経験と断捨離を重ねて伝える講演企画です。

中村さんは、やましたひでこさん公認の断捨離®トレーナーとして活動しています。

2026年6月30日に公開された中村さんのブログには、「断捨離®×子育て講演会」に関連して、自身が3人の男の子を育ててきたこと、現在は息子たちが成長していることが記されています。アメーバブログ(アメブロ)+1

町田で行われた企画は、2026年7月26日(日)の開催でした。

タイトルは、

「断捨離®で自分を取り戻そう!〜『今』子育てがつらいあなたへ〜」

というものです。

主に思春期の子育て中の人を意識した企画として案内され、町田市民ホールで午前に講演会、午後に少人数の茶話会が設定されました。

主催者側の案内では、講演会は10時〜12時、茶話会は14時〜16時とされていました。アメーバブログ(アメブロ)

そして開催前には、町田について「講演会のみ」「講演会+茶話会」の双方が満席になったことを、中村さん本人のブログで確認できます。アメーバブログ(アメブロ)+1

翌7月27日(月)は三軒茶屋で関連企画が行われました。

興味深いのは、三軒茶屋の企画内容が募集途中で変わっている点です。

6月13日に主催者の一人である、いちかわあきこさんが配信した案内では、三軒茶屋は当初「1DAY相談会」とされていました。リザーブストック

その後の募集では、

  • 午前:講演会
  • 午後:少人数茶話会
  • 午前のみ参加
  • 講演会と茶話会の両方に参加

という形で案内されるようになっています。アメーバブログ(アメブロ)+1

つまり、町田と三軒茶屋を「最初からまったく同じ形式だった」と説明するのは正確ではありません。

募集開始時には違いがあり、その後、三軒茶屋も講演会と茶話会という構成で案内されるようになった、と捉えるのが自然です。

また、今回確認できる公開情報は、募集案内や開催直前の発信が中心です。

私が確認できた公開情報の範囲では、講演終了後に「中村さんが当日この順番で何を話したか」を全文で確認できる詳細な議事録までは見当たりませんでした。

そのためこの記事では、講演内容を想像で補いません。

中村レイコさん本人が2026年7月までに公開していた子育てと断捨離についての発信から、確認できる考え方を整理していきます。

ニュースを読むときには、「開催された事実」と「そこで話されたと推測される内容」を混ぜないことが大切ですよね。


中村レイコさんは、なぜ断捨離を子育てに結びつけている?

中村レイコさんの発信を追うと、ポイントは「断捨離で子どもを思い通りに変える」という話ではないことが分かります。

中村さんは3人の息子を育てた経験を振り返り、断捨離に出合ってよかったという趣旨を自身のブログで伝えています。アメーバブログ(アメブロ)

さらに2026年7月には、子どものことを心配し続ける母親に向けて、心配に意識を集中させる代わりに、自分の目の前にある断捨離へ意識を戻すという考え方も発信しています。アメーバブログ(アメブロ)

ここは、とても誤解されやすいところです。

断捨離をすれば、

「反抗期がなくなる」

「子どもの成績が上がる」

「親子関係が必ず良くなる」

といった効果が科学的に証明された、というニュースではありません。

今回紹介されているのは、中村さん自身の子育て経験と、断捨離を実践してきた中で得た考え方です。

私は、この違いをはっきりさせておくことが大切だと思います。

子育てをしていると、親の意識はどうしても子どもへ向きます。

「宿題は終わった?」

「忘れ物はない?」

「学校では大丈夫かな」

「友達とうまくいっているかな」

「このままでいいのかな」

心配だからこそ、先回りしてしまうこともありますよね。

けれど、子どもは親とは別の人間です。

親が子どもの行動や人生をすべて管理することはできません。

そんなときに、自分が選べる範囲へ視線を戻す。

自分の机。

自分のクローゼット。

今日使っている道具。

今の自分に必要な物。

一つひとつの物に向き合いながら「私はどうしたいのだろう」と考える。

私は、中村さんが子育てと断捨離を結びつけている意味は、ここにあると考えています。

町田の企画タイトルにあった「自分を取り戻そう」という言葉も、この考え方と重なります。

これは「部屋をきれいにできれば良い母親」という話ではありません。

むしろ、家事も子育ても完璧にしようと頑張りすぎた人が、

「私は何まで背負おうとしているのだろう」

と、自分自身へ視線を戻すためのきっかけなのでしょう。


子どもの物を勝手に捨てない|中村レイコさんが示す重要な考え方

断捨離と子育てを組み合わせるとき、特に気をつけたいのが、子どもの物を親だけの判断で捨てないことです。

中村レイコさんは2026年7月3日、自身のブログで「人のモノを捨ててはいけない。」という記事を公開しています。記事では、相手が近しい人であっても勝手に物を捨てないことを強く伝えています。アメーバブログ+1

子どもについても、基本的な考え方は同じでしょう。

大人から見れば「もういらないのでは?」と思える物にも、子どもなりの意味があります。

たとえば、

  • 友達からもらった小さなプレゼント
  • 旅行や公園で拾った石や木の実
  • 少し古くなったぬいぐるみ
  • 園や学校で作った作品
  • 何度も読んだ絵本
  • 集めているカードや小物

などです。

親から見ると、ただ場所を取っているように感じることがあります。

けれど、

「遊んでいないから捨てたよ」

「こんなの、もういらないでしょう」

と親が決めてしまえば、部屋は早く片づいても、子ども自身が考える機会はなくなります。

私は、子育て家庭での断捨離は、「捨てる練習」より「選ぶ練習」と考えると取り入れやすいと思っています。

「これ、いらないよね?」

ではなく、

「最近よく遊んでいるのはどれ?」

「ずっと大切にしたい物はどれかな?」

「この箱に入れるなら、どれを残したい?」

と聞いてみます。

似ているように見えますが、かなり違います。

「いらないよね?」は、親が用意した答えへ導く質問です。

「どれを大切にしたい?」なら、子ども自身が自分の基準を考えられます。

もちろん、年齢によってできることには違いがあります。

小さな子にすべての判断を任せる必要はありません。

それでも、本人の大切な物を親が一方的に処分しないという線引きは、親子で断捨離をするときの大事な土台になります。

そして、子どもの物が気になったときほど、まず親自身の物から始める方法があります。

「これは今も使っているから残そう」

「これは役目を終えたな」

「前は好きだったけれど、今はもう使わないな」

親自身が自分の物を選びます。

それなら、子どもの領域へ必要以上に入り込みません。

私は、この順番のほうが「片づけなさい」「捨てなさい」と子どもへ求めるより、ずっと穏やかな断捨離になると考えています。


断捨離が子育て家庭に役立つ理由は「管理する判断」を減らせる可能性

ここからは、中村レイコさん本人の発言ではなく、暮らしのアイデアライターとしての私見です。

私は、子育て家庭で断捨離が役立つ可能性の一つは、物の数そのものより、親が毎日行っている「管理する判断」を減らせることにあると考えています。

子育て家庭にある物は、更新のスピードが速いですよね。

赤ちゃんの服は、成長すると着られなくなります。

靴もサイズが変わります。

昨日まで夢中だったおもちゃに、いつの間にか興味を示さなくなることもあります。

入園や入学、進級のたびに、新しい教材や学用品が増えます。

学校からはプリントや作品も持ち帰ります。

つまり子育て家庭では、

子どもが成長する → 必要な物が変わる → 新しい物が入る → 以前の物の役目が終わる

という循環が、大人だけの家庭より頻繁に起こります。

そして幼いうちは、その確認や整理を親が担うことが多くなります。

ここに「見えにくい管理の家事」があるのではないでしょうか。

たとえば、今着られる服とサイズアウトした服が一緒の引き出しに入っていたとします。

服を出すたび、

「これ、まだ入るかな」

「これはもう小さいかな」

と考えます。

一回なら数秒です。

けれど、毎朝となれば小さな判断が繰り返されます。

教材も同じです。

今年使う教科書やプリントと、前年の物が混ざったままなら、必要な物を探すたびに確認が必要になります。

おもちゃも、今よく遊ぶ物、壊れている物、年齢が合わなくなった物がすべて一緒なら、子ども自身も片づけにくくなります。

ここで問題なのは、「何個持っているか」だけではありません。

今必要な物と、役目を終えた物が混ざることで、その都度判断しなければならない状態です。

私はこの構造を、

「子育て家庭の物は、量だけでなく更新待ちが負担になる」

と捉えています。

これは研究結果として示された断捨離の効果ではなく、長年家事をしてきた私自身が暮らしを見てきた中での考えです。

だからこそ、

「片づけても、また散らかる」

と自分を責めなくて大丈夫です。

子育て中は、そもそも家の中に入ってくる物と役目を終える物が多い時期です。

「私は片づけが下手なのかな」

ではなく、

「今は物の入れ替わりが激しい時期なんだ」

と考えるだけでも、見え方は変わります。

断捨離をする目的も、「何個捨てるか」ではありません。

今の家族が管理しなくてもよくなった物はないかを確認する。

この記事では、私はそのように捉えています。


子育て中の断捨離は大掃除にしない|安全面とは分けて考える

子育て中に断捨離を取り入れるなら、家中を一度に片づける必要はありません。

むしろ、毎日の暮らしで繰り返し困っている物を一つだけ見直すくらいが現実的です。

たとえば、

  • 明らかにサイズアウトしている服
  • 壊れて修理予定のない物
  • 毎朝探しているハンカチや名札
  • 前年度の不要なプリント
  • 使う物を取るたびに、よけている物

などです。

ここでも「捨てる」だけを目的にしません。

毎日使う体温計が見つからないなら、捨てるのではなく置き場所を決めます。

学校の予定表も必要なら残します。

必要な物を必要な場所へ置き、役目を終えた物だけ見直す。

断捨離を「捨てるイベント」ではなく「今の暮らしと合っているか確認する作業」と捉えると、子育て中でも負担を増やしにくくなります。

そしてもう一つ、子どもの安全と断捨離は分けて考えたいところです。

断捨離をすれば事故を防げる、と確認されているわけではありません。

不要な物を減らすことと、危険な物を適切に管理することは別の対策です。

こども家庭庁の「こどもの事故防止ハンドブック」は、0歳から6歳の未就学児に起こりやすい事故と予防策をまとめています。2026年時点では令和8年3月版も案内されています。農林水産省

同ハンドブックの「窒息・誤飲事故」では、0〜3歳くらいの子どもについて、医薬品、洗剤、化粧品、入浴剤などを、子どもの目に触れない場所や手の届かない場所へ保管するよう注意しています。農林水産省

また、ボタン電池、吸水ボール、磁石などについては0〜5歳くらいを対象に注意が示され、子どもの手の届かない、見えない場所への保管や、商品の対象年齢を守ることが案内されています。農林水産省+1

ここで大切なのは、

  • 役目を終えたため手放す物
  • 今も必要なので残す物
  • 必要だが子どもには危険なので安全に保管する物

を混同しないことです。

薬も洗剤も、必要なら当然残します。

「断捨離だから何でも減らす」という考え方ではありません。

必要かどうかと、安全な場所にあるかどうかは別々に確認する。

子どもがいる家庭では、この二つの視点が欠かせません。

私は、子育て家庭が目指すのはモデルルームのような部屋ではなくてもよいと思っています。

子どもが遊べば、おもちゃは広がります。

学校から帰ってくれば、ランドセルやプリントも増えます。

洗濯物を畳んでいる途中なら、物が出ていて当然です。

大切なのは「何もない部屋」ではなく、

家族が安全に動けて、必要な物の場所がおおよそ分かり、余計な管理に追われすぎないこと。

それくらいの目標なら、忙しい子育て中にも取り入れやすいのではないでしょうか。


私が考える「断捨離×子育て」の意味|管理・心配・役割を分けて考える

今回の「断捨離®×子育て」の企画を見て、私が特に注目したのは、町田のタイトルに使われた「自分を取り戻そう」という言葉です。

中村レイコさんは、3人の息子を育てた経験を背景に断捨離と子育てについて発信し、子どもへの心配に意識を向け続けるより、まず目の前の自分自身の断捨離へ戻るという考え方を伝えています。アメーバブログ(アメブロ)+1

私自身は、そこから読者が持ち帰れるポイントを3つに整理しています。

一つ目は、子どもを変えようとしないこと。

子どもの性格や学校生活、人間関係まで、親が思い通りにすることはできません。

けれど、自分の引き出しを一つ整理することなら、自分で決められます。

二つ目は、管理する物を見直すこと。

一つの物は、家へ入れた瞬間で終わりではありません。

置く。

覚える。

しまう。

探す。

掃除する。

必要かどうか判断する。

そして、いつか手放す。

物には小さな管理作業がついてきます。

特に子どもの成長によって物が頻繁に入れ替わる家庭では、その管理が増えやすくなります。

だから、「もっと収納を増やそう」と考える前に、

これは今の家族が管理し続ける必要のある物かな

と確認してみる。

私は、そこに子育て家庭で断捨離を取り入れる実用的な意味があると思います。

三つ目は、親が背負っている役割まで一緒に見直してみること。

「母親だから全部覚えておかなければ」

「忘れ物をさせてはいけない」

「失敗する前に助けなくてはいけない」

「家はいつもきれいにしておかなければ」

こうしたものは、クローゼットの中にはありません。

けれど、物以上に重く感じることがあります。

もちろん、断捨離だけで子育ての悩みが解決するわけではありません。

子育ての悩みには、学校生活、友人関係、発達、家庭環境など、さまざまな背景があります。

必要に応じて専門家や学校、相談機関などの支援を利用することと、家を片づけることは別の話です。

だから私は、断捨離を万能な子育て法として考えるのではなく、

「自分が決められる暮らしの範囲を見直す方法の一つ」

と捉えるのが無理のない受け止め方だと思っています。

その結果、探し物や物の管理に使っていた手間が減る家庭もあるでしょう。

ほんの少し余裕ができれば、子どもの話をゆっくり聞ける日があるかもしれません。

自分のお茶を一杯飲む時間にしてもいい。

何もしない時間でもいいのです。

そして何より、

「子育てをラクにするために、もっと頑張って断捨離しなければ」

となってしまっては本末転倒です。

ラクになるための断捨離を、新しい宿題にしない。

「今日は引き出し一つだけ」

「サイズアウトした服だけ分ける」

そのくらいで十分です。

無理をせず、小さな工夫で暮らしを心地よくしていく。

私は、中村レイコさんの「断捨離×子育て」という発信から、そんな現実的なヒントを受け取りました。


まとめ|中村レイコさんの「断捨離×子育て」が伝えること

2026年7月26日に東京・町田、翌27日に三軒茶屋で、中村レイコさんを講師とする「断捨離®×子育て」の講演会・茶話会が企画されました。

町田では「断捨離®で自分を取り戻そう!〜『今』子育てがつらいあなたへ〜」を掲げ、開催前に講演会・茶話会とも満席になっています。アメーバブログ(アメブロ)

三軒茶屋については、当初「1DAY相談会」として告知された後、午前の講演会と午後の少人数茶話会という形へ案内が変わっていました。リザーブストック+1

今回の発信を「断捨離をすれば子育ての問題が解決する」と受け取るのは適切ではありません。

むしろ注目したいのは、子どもを変えようとする前に、自分自身が選べる暮らしへ意識を戻すという考え方です。

また、中村さんは「人のモノを捨ててはいけない」と明確に発信しています。子どもの物についても、親が一方的に処分するのではなく、年齢に応じて本人が選ぶ経験を大切にしたいところです。アメーバブログ(アメブロ)

そして私自身は、子育て家庭での断捨離を「所有物をできるだけ減らす方法」ではなく、今の家族がもう管理しなくてもよい物を見極める作業と捉えています。

子育て中の家に物が多いのは、決して珍しいことではありません。

子どもが成長すれば、必要な物も次々に変わります。

だから、「散らからない完璧な家」を目指さなくてもよいのではないでしょうか。

今必要な物が分かる。

役目を終えた物を少しずつ更新できる。

子どもの大切な物は勝手に捨てない。

必要な物は安全に管理する。

そのくらいの暮らしなら、肩の力を抜いて続けられそうですよね。

片づけるために頑張るのではなく、これから頑張らなくてもよいことを少しずつ増やす。

それが、「断捨離×子育て」から日常へ取り入れられる、現実的なヒントだと私は考えています。


よくある質問

断捨離をすると子育てがラクになりますか?

断捨離によって子育ての悩みが必ず解決する、という科学的な効果が確認されているわけではありません。

ただ、サイズアウトした服や役目を終えた教材などを見直すことで、家庭によっては探し物や物の管理にかかる手間を減らせる場合があります。

子どもを変えるためではなく、「今の自分が管理しなくてもよい物はないかな」という視点で取り入れると無理がありません。

子どものおもちゃを親が勝手に断捨離してもいいですか?

親の判断だけで子どもの物を捨てることは避けたいところです。

中村レイコさんも2026年7月3日のブログで、近しい相手であっても人の物を勝手に捨てないという考え方を示しています。アメーバブログ(アメブロ)

「いらない物はどれ?」だけではなく、「大切にしたい物はどれ?」と聞き、年齢に合わせて自分で選ぶ経験につなげてみてはいかがでしょうか。

子育て中は何から断捨離を始めればいいですか?

家中を一度に片づける必要はありません。

サイズアウトした服、壊れて使っていない物、毎日のように探している物など、繰り返し小さな不便を感じている場所を一つだけ見直してみてください。

必要な物なら捨てず、置き場所を変えるだけでも十分です。

無理なく続けられる小さな見直しから始めてみてくださいね。

結城さとみ

暮らしのアイデアライター

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